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ローズバルサム(10月22日、阪神4R・2歳新馬、芝1400メートル=5着)
出負けして、ダッシュがつかず後方から。直線で大外に持ち出すと、断トツの上がり(34秒0)の末脚で5着まで追い込んだ。パドックではハミをとって程良い気合乗りだったが、内回りの1400メートルは忙しかった印象だ。
浜中俊騎手は「おとなしかったです。返し馬から落ち着いていました。ゲートを出ず、最後は脚を使って、能力の高さを見せました。いい馬です」と評価した。
母サリエルは10年のファルコンS(芝1200メートル)3着など短距離で活躍したが、本馬は折り合いもついて、マイルまではもちそう。残り100メートルで右手前に替えてギュンと伸びており、左回りの走りも見てみたい。(玉木 宏征)