東京、阪神、新潟の3場で、土曜、日曜合計11鞍。外厩別では、好調が続いていた山元TCが一気に爆発。4勝を挙げた。吉澤ステーブルEAST、吉澤ステーブルWESTが1勝ずつを加算した。
【10月23日・阪神5R、2歳新馬、芝1800メートル、良馬場=11頭立て】
◆
ドクタードリトル(牡、栗東・今野貞一厩舎、父
デクラレーションオブウォー、母ブルックデイル、母の父キングカメハメハ)464キロ、馬主=谷掛龍夫、生産牧場=社台
ファーム
【血統】マンハッタンカフェ(牡、サンデーサイレンス)が出た
サトルチェンジの牝系。父の代表馬はユニコーンS2着
デュードヴァン。
【レースVTR】道中は10番手。ほぼ最後方のインで直線に入ったが、馬群の間を割って進出した。空いたスペースを探して左右に切り替え、上がり最速33秒5の末脚で2馬身差をつけた。勝ち時計は1分48秒3。
【コメント】松山弘平騎手「前半はポジションを取れなかったけど、緩さがある馬なので、慌てずリズム良く行きました。直線に向いたときは、狭いところでもしっかり脚を使ってくれました。返し馬からすごく感触が良く、芝の実戦にいっていいと思いました」
【将来性】★★★ ※今野調教師は「前半ゆったり運べて、結果的に良かった。直線では後ろすぎるかなと思ったけど、うまく内をさばいてくれた。ジョッキーは、もうちょっと距離はもちそうと言っていた」と評価した。操縦性と切れ味は高く評価していい走り。次走は未定。
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
シリアルノヴェル ◇22日東京5R芝2000(山元TC)
ジャスリー ◇22日東京6Rダ1600(山元TC)
バリアントバイオ ◇22日阪神3Rダ1800(吉澤ステーブルWEST)
サザーランド ◇22日阪神4R芝1400(下河辺牧場)
シングザットソン ◇22日阪神5R芝1600(山元TC)
キョウエイブリッサ◇23日東京3Rダ1400(高橋TC)
フォーカルフラワー◇23日東京4R芝1400(社台
ファーム)
ガストリック ◇23日東京5R芝1800(大山ヒルズ)
タカネノハナコサン◇23日阪神4Rダ1200(優楽ステーブル)
ドクタードリトル ◇23日阪神5R芝1800(山元TC)
バンブーグローブ ◇23日新潟5Rダ1800(吉澤ステーブルEAST)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザン
ファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザン
ファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ