東京、阪神、新潟の3場、土曜、日曜合計で10鞍。外厩別では、好調続く山元TC、チャンピオンヒルズが2勝ずつを加算した。
【10月30日・東京4R、2歳新馬、ダート1600メートル、良馬場=15頭立て】
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パライバトルマリン(牝、美浦・林徹厩舎、父
マリブムーン、母プライベート
ジェット、母の父スマートス
トライク)498キロ、馬主=吉田和美、生産牧場=米国
【血統】父はエーピーインディ直子。伯父に米G1・5勝のルッキンアッ
トラッキーを持つ良血。
【レースVTR】スタートの芝部分でハナを奪うと、砂に入ってからも淡々と進んだ。直線に入ると持ったままでぐんぐん前へ。最後に右ステッキが入るとそこから一段ギアを上げて加速。最終的には5馬身差をつけてぶっちぎった。勝ち時計は1分39秒4。
【コメント】クリスチャン・デムーロ騎手「直線で仕掛けてから反応も良くて、最後まで走りきっている。ポテンシャルをすごく感じる馬でした」
【将来性】★★★★ ※林調教師は「ジョッキーがいい競馬をしてくれて、馬の力を発揮できました」とコメントした。上がり3ハロンは次位に0秒6差のダントツ。このメンバーでは力が違い過ぎた。
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
ルミノメテオール ◇29日東京4R芝1400(
TomorrowFarm)
シャンパンカラー ◇29日東京5R芝1600(山元TC)
ヘニータイフーン ◇29日阪神4Rダ1400(チャンピオンヒルズ)
マイネルエンペラー◇29日阪神5R芝2000(ビッグレッドF鉾田)
パライバトルマリン◇30日東京4Rダ1600(ノーザン
ファーム天栄)
エメリヨン ◇30日東京5R芝1800(山元TC)
ヴィエンヌ ◇30日阪神4R芝1200(宇治田原優駿ステーブル)
アイルシャイン ◇30日阪神5R芝1800(チャンピオンヒルズ)
ローレルキャニオン◇30日阪神6Rダ1800(ノーザン
ファームしがらき)
ブラウンウェーブ ◇30日新潟5R芝1400(千代田牧場)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザン
ファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザン
ファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ