【本日の注目ポイント】盛岡&門別でJBCが開催 盛岡では実績馬が多数出走する芝重賞も

2022年11月03日 12:25

JBCクラシックに出走するテーオーケインズ(撮影:高橋正和)

 本日11月3日(祝・木)は盛岡競馬場と門別競馬場でJBCが行われるほか、盛岡競馬場では実績馬が多数出走する芝重賞が2競走実施される。

 JBC競走はアメリカのブリーダーズカップ競走に範を取り、ダート路線の各カテゴリーごとの王者決定戦とするべく2001年に創設された。開催競馬場は例年持ち回りで、今年は盛岡競馬場で『クラシック』『スプリント』『レディスクラシック』、門別競馬場で『2歳優駿』が行われる。

 “ダート競馬の祭典”や“地方競馬の祭典”と称される各熱戦に注目だ。本日のスケジュールと、レースごとの概要は以下の通り。

■15時20分発走 中央OP覇者2頭が出走するジュニアグランプリ

 盛岡8Rはジュニアグランプリ(2歳・M1・芝1600m・1着賞金2000万円)。芝コースにおける2歳の地方全国交流重賞で、今年は札幌競馬場のOP特別を制した2頭が出走。すずらん賞を制したコスモイグロークは岩手の山本政聡騎手、クローバー賞を制したジョリダムには同じく岩手の高松亮騎手が騎乗する。

■16時01分発走 中央重賞勝ち馬が多数出走するOROカップ

 盛岡9Rは岩手県知事杯OROカップ(3歳上・M1・芝1700m・1着賞金3000万円)。地方の芝巧者No.1を決めるのに相応しいメンバーが揃った。2020年の新潟大賞典や2021年の函館記念を制したトーセンスーリヤ、2018年のスワンSを勝利するなど短距離〜マイル路線で活躍見せたロードクエストなどJRA所属時に重賞を制した5頭に加えて、2018年の日本ダービー3着馬コズミックフォースなど元OP馬が多数出走する。

■16時40分発走 砂の女王決定戦JBCレディスクラシック

 盛岡10RはJBCレディスクラシック(3歳上・JpnI・ダ1800m・1着賞金6000万円)。今年のかしわ記念覇者ショウナンナデシコや、ダートグレード競走5勝を誇る大井の名牝サルサディオーネ、重賞連勝中のグランブリッジなどが出走。また、今年の福島牝馬Sを制したアナザーリリックがダート初挑戦を迎える。

■17時20分発走 重賞勝ち馬12頭が出走するJBCスプリント

 盛岡11RはJBCスプリント(3歳上・JpnI・ダ1200m・1着8000万円)。出走する14頭のうち12頭が重賞ウイナー。残るヘリオス、スマートダンディーも重賞で好走歴があり、素晴らしいメンバーが揃った。昨年の覇者レッドルゼルや、蛯名正義調教師の初タイトルが懸かるテイエムサウスダン、兵庫勢初のJpnI制覇を狙うイグナイターなどが出走する。

■18時00分発走 素質馬が集結したJBC2歳優駿

 門別9RはJBC2歳優駿(2歳・JpnIII・ダ1800m・1着賞金3500万円)。中距離重賞で2勝を挙げているベルピットや、前走のサンライズCで重賞初制覇を飾ったオーマイグッネス、門別1600mのレコードを保持しているスギノプリンセスらが出走。JRAからは新馬戦を勝利したエコロアレス、初ダートの前走で圧勝したナチュラルリバーなどが出走する。

■18時40分発走 ダート王者決定戦JBCクラシック

 盛岡12RはJBCクラシック(3歳上・JpnI・ダ2000m・1着賞金1億円)。昨年のチャンピオンズCで6馬身差の圧勝を飾ったテーオーケインズや、今年の帝王賞を制したメイショウハリオなどが出走。地方からは同舞台のマーキュリーCで3着に入ったヴァケーション、トライアルの日本テレビ盃を制したフィールドセンスらがビッグタイトル奪取に挑む。

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