天保山S2025に出走予定のハセドン(23年4月撮影、ユーザー提供:ひげまつりさん)
オープン2勝の実績を誇るハセドン(牡6、美浦・大和田成厩舎)が、土曜阪神11Rの天保山ステークス(3歳上・オープン・ダ1400m)で1年半ぶりの復帰戦を迎える。
ハセドンは父モーリス、母クイーンオリーブ、母の父マンハッタンカフェの血統。母はJRAで4勝。半兄のペプチドナイルは24年のフェブラリーSを制している。兄の活躍前だったが、20年のセレクションセールでは4600万円(税抜)の高値で取引された。
ここまで11戦4勝。3歳時に3連勝で青竜Sを制覇。4歳時のバレンタインSでオープン2勝目を挙げている。ただ、その後は4連敗中。23年のコールドムーンSで6着に敗れた後に長期休養を強いられたため、今回が1年半ぶりの復帰戦、そして安田翔伍厩舎から大和田成厩舎への転厩初戦となる。
本レースまで1カ月以上をかけて乗り込まれてきた。攻めは質量ともに上々だが、あとは実戦でどこまで動けるか。まずは無事に、そして次走以降につながる走りを見せてほしい。