11戦10勝で引退のバーイード 厩舎を出発し種牡馬入りに向けて準備開始

2022年11月01日 20:19

種牡馬への第一歩を踏みだしたバーイード(写真はサセックスS勝利時、提供:At The Races)

 現地時間31日、11戦10勝で競走馬のキャリアを終えたバーイード(牡4、Baaeed)が、厩舎のあるニューマーケットを出発し、ナナリー・スタッドに到着した。現地時間20日に英競馬メディア『At the races』が報じている。

 同馬は最終的にイギリス・ノーフォークのシャドウェルスタッドで種牡馬入りすることが明らかになっており、ナナリー・スタッドで新たなキャリアのための準備を引き続き行う予定である。

 同スタッドのマネージャーであるS.コリンズ氏は「ヨーロッパやアメリカ、日本を含む世界中のブリーダーから、バーイードへの関心が大変寄せられている。初年度は間違いなく定数を大きく超える応募が来るだろう」とコメントした。

 バーイードは、父Sea The Stars、母Aghareed、母の父Kingmamboという英国産馬。全兄には今年のコロネーションC(英G1)を圧勝したフクム(Hukum)がいる血統。

 2021年6月にデビュー。同年7月に無傷4連勝で重賞初制覇を果たすと、続くムーランドロンシャン賞でG1初制覇を飾った。その後も、破竹の勢いでG1レースを次々に勝利し、最終的にデビューから10連勝。欧州最強格として君臨し、今月の英チャンピオンSを最後に引退した。通算11戦10勝。

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