セレクトセールで高額取引されたエピッククイーン(牝2、栗東・中内田充正厩舎)が、土曜東京4Rの2歳新馬(芝1400m)でデビュー勝ちを狙う。

　エピッククイーンは父エピファネイア、母コスモポリタンクイーン、母の父Dubawiの血統。伯母のアラビアンクイーン(Arabian Queen)は15年の英インターナショナルSの覇者。半兄のスターウェーブは現役のJRA2勝馬。24年のセレクトセール1歳で1億円(税抜)で取引されて、DMMバヌーシーにおいて総額1億円で募集された。

　ここまで坂路とCWを併用し、約1カ月をかけて乗り込まれてきた。特筆するような時計は出していないが、乗り込み量は十分。先週の京都の新馬を除外となっての参戦でもあり、仕上がりは申し分ないはずだ。今年の新馬で勝ち星を量産している中内田充正調教師×川田将雅騎手の黄金タッグでもあり、先々の大舞台が楽しみになるようなデビュー勝ちを期待したい。