【地方競馬】JBCクラシック テーオーケインズが地力発揮!3つ目ビッグタイトル獲得

2022年11月03日 20:46

 JBCクラシックを制したテーオーケインズ(右)=撮影・三好信也

 「JBCクラシック・Jpn1」(3日、盛岡)

 昨年の帝王賞馬テーオーケインズ(牡5歳、栗東・高柳大)が、ここ一番で存在感を誇示。3つ目のビッグタイトルをもぎ取った。

 序盤は6番手。3コーナー手前で外から上昇を開始。「向正面でペースが落ち着いたし、ずっと外を走らされるのも嫌だったので、早めに動いていきました」と松山。直線ラスト200メートルで逃げるクラウンプライドに並びかけると、坂を上がって一気に突き放した。

 クラシック初制覇となった鞍上は右手でガッツポーズをつくり、初冬を思わせる冷たいみちのくの雨空に勝利を伝えた。「休み明けでしたが、しっかり休んでリフレッシュできていたし、最後までしっかり走ってくれました。強い競馬でした」と満足そうにうなずいた。

 連覇を狙った1番人気の前走、今年の帝王賞はまさかの4着。高柳大輔師は「正直、前走のことがあったので、ホッとしています。最後も伸びてくれるか、見ている方としてはハラハラドキドキでした」と心境を吐露した。

 昨年のJBCクラシック4着の雪辱も果たし、次は連覇を狙うチャンピオンズC(12月4日・中京)へ。「これから楽しみです」と主戦が期待すれば、トレーナーも「次はさらに良くなると思います」と力強い。再びダート界不動の頂点へ、エンジンに火が付いた。

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