5・6枠の成績が良いようだ(c)netkeiba.com
6日に東京競馬場で行われるアルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・ハンデ・芝2500m)について、枠順データから検証していく。
過去10年、枠別では最多となる5度の馬券絡みが3枠・5枠・6枠。逆に最少となる2度の馬券絡みとなっているのが、4枠だ。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
【1枠】0-1-2-12/15 単勝回収率0% 複勝回収率57%
【2枠】2-1-2-13/18 単勝回収率38% 複勝回収率62%
【3枠】1-1-1-15/18 単勝回収率21% 複勝回収率30%
【4枠】0-2-0-17/19 単勝回収率0% 複勝回収率27%
【5枠】2-1-2-15/20 単勝回収率48% 複勝回収率93%
【6枠】3-1-1-15/20 単勝回収率98% 複勝回収率52%
【7枠】1-2-1-20/24 単勝回収率8% 複勝回収率34%
【8枠】1-1-1-21/24 単勝回収率22% 複勝回収率32%
全体的な傾向で見れば、5枠・6枠が有利か。特に5枠は穴馬の好走も多く、2020年に9番人気サンアップルトン、2018年に11番人気マコトガラハッドがともに3着に入っている。複勝回収率も93%と最も高く、5枠にゲートインした2頭は気になるところだ。
今年の3枠には上位人気が予想されるテーオーロイヤル、キラーアビリティが入った。3枠は複勝回収率が低く、馬券絡みも3度のみと、一見不振のように思える。だが、これは2ケタ人気馬が多いのが理由で、4番人気以内に絞ると[1-1-1-1/4]と好成績だ。2頭とも馬券から外れるというのは考えにくそうだ。