23日、函館競馬場で行われた5R・2歳新馬(ダート1000m)は、柴山雄一騎手騎乗の7番人気ディアヤマト(牡2、美浦・高橋裕厩舎)が、道中先頭から直線でリードを広げ、6番人気メイショウアーリーに6馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分01秒0(良)。さらに3/4馬身差の3着には4番人気グランドソングが入った。1番人気サクセスイザベラは4着。
勝ったディアヤマトは、父テイエムサンデー、母メモリアルスポート(その父ダンシングブレーヴ)という血統。06年HBAサマーセールにて150万円で落札されている。この勝利が新種牡馬テイエムサンデーの中央・地方通じての産駒初勝利となった。
テイエムサンデーは、父サンデーサイレンス、母サーストンフラッグ(その父ノーアテンション)という血統。現役時代は03年シルクロードS(GIII)、03年UHB杯(OP)を制すなど短距離戦線で活躍した。通算成績38戦8勝(重賞1勝)。引退後は日高町・日高軽種馬農協門別種馬場にて供用され、初年度は14頭に種付けを行い、9頭が血統登録されている。