現地時間6日、アメリカ・ファシグティプトン社のノベンバーセールに繁殖牝馬として売り出されたガミーン(牝5、Gamine)が700万ドル(約10億2000万円)でクールモアに落札された。同日、米競馬メディア『Blood Horse』が報じている。
ガミーンは父Into Mischief、母Peggy Jane、母の父Kafwainという血統の米国産馬。
2020年3月にデビューし、3歳時は後続に18.3/4馬身差をつけて勝利したエイコーンS(米G1)を始め、G1レースを3勝。同年のアメリカ最優秀短距離牝馬に選出された。
4歳となった2021年は始動戦からG1・2勝を含む重賞4連勝を達成。通算成績は11戦9勝で、今年1月、引退して繁殖入りすることが発表されていた。
日本人ではノーザンファーム代表の吉田勝己氏が、昨年に続いてこのセールに参加。210万ドル(約3億円)の値がつけられた2021年のラブレアS(米G1)覇者カリプソを始めとする5頭を購入し、合計金額は805万ドル(約11億8000万円)にのぼると伝えられている。