現地時間24日、仏・サンクルー競馬場で行われたサンクルー大賞典(4歳上、仏G1・芝2400m、6頭立て)は、K.ファロン騎手騎乗の5番人気マウンテンハイ Mountain High(牡5、英・M.スタウト厩舎)が、好位追走から直線入り口あたりで先頭に立つと、1番人気マンデシャ Mandeshaの追撃を1.1/2馬身抑え優勝した。勝ちタイムは2分29秒70(稍重)。さらに1/2馬身差の3着に3番人気プリンスフロリ Prince Floriが入った。
勝ったマウンテンハイは、父デインヒル、母がヨークシャーオークス(英G1)を勝ったHellenic(その父Darshaan)という血統の愛国産馬。半姉にBCフィリー&メアターフ(米G1)などG1・4勝のイズリントン Islington(父Sadler's Wells)、半兄にバイエルン牧畜大賞(独G1)を勝ったグリークダンス Greek Dance(父Sadler's Wells)がいる。前走はシャンティイ大賞典(仏G2)で3着に敗れており、この勝利が重賞初制覇。通算成績12戦4勝。
鞍上のK.ファロン騎手は7日に6か月間の騎乗停止処分から復帰以来、初のG1勝利となった。