前走のオキザリス賞を制したペリエール(撮影:下野雄規)
11月12日に東京競馬場で行われたオキザリス賞(1勝クラス)を3馬身半差で楽勝したペリエール(牡2、美浦・黒岩陽一厩舎)は、12月14日に川崎競馬場で行われる全日本2歳優駿(2歳・JpnI・ダ1600m)を視野に調整される。
ペリエールは父ヘニーヒューズ、母ソフトライム、母の父フジキセキという血統。三代母は1994年の京王杯スプリングカップやムーランドロンシャン賞などを制したスキーパラダイス。
8月27日に札幌競馬場で行われた2歳新馬戦(5R、ダ1700m)でデビュー。4コーナーで先頭を奪うと、2着馬ユティタムに3馬身半差、3着馬に9馬身半差をつける圧勝劇を見せた。前走では単勝1番人気に支持され、道中5番手から進出。最終直線で他馬を振り切りデビューから無傷2連勝を飾った。
同牝系には2008年の皐月賞馬キャプテントゥーレ、スプリント重賞2勝のアルティマトゥーレ、2009年の兵庫チャンピオンシップ覇者ゴールデンチケット、2015年のみやこSを制したロワジャルダンなどがいる良血馬。無傷の3連勝でビッグタイトル獲得なるか、要注目である。