2021年香港マイル制覇時のゴールデンシックスティ(撮影:Lo Chun Kit)
史上2頭目の香港4歳三冠達成、香港史上最多賞金獲得、2020年と2021年の香港年度代表馬に輝くなど、数々の功績を残すゴールデンシックスティ(Golden Sixty、セ7、香・K.ルイ厩舎)が、11月20日に香港のシャティン競馬場で行われたジョッキークラブマイル(香G2)で始動戦を迎えた。
レースでは今年4月チャンピオンズマイルで同馬の2着だったカリフォルニアスパングルを上がり32秒32の末脚で差し切り、同競走3連覇を達成した。
2019年3月にシャティン競馬場のハンデ戦でデビュー。翌2020年1月に重賞初制覇後、香港クラシックマイル・香港クラシックC・香港ダービーを制覇し史上2頭目の香港4歳三冠を達成した。同年の香港マイル(香G1)では前年覇者アドマイヤマーズらを破り、国際G1初制覇を果たした。
翌2021年も勢い止まらず、香港マイルではサリオスらを破って連覇を達成。サイレントウィットネスの持つ香港馬の最多連勝記録(16連勝)に並ぶなど大活躍し、2年連続で香港年度代表馬に選出された。
その後、連勝記録は「16」で途絶えたが、今年4月のチェアマンズT(香G2)とチャンピオンズマイルを連勝。ビューティージェネレーションの持つ香港馬の獲得賞金記録を更新した。通算成績は25戦22勝(うち国際重賞13勝)。