現地時間30日、愛・カラ競馬場で行われたプリティポリーS(3歳上牝、愛G1・芝10f)はK.ファロン騎手騎乗の1番人気ピーピングファウン Peeping Fawn(牝3、愛・A.オブライエン厩舎)が、4番人気スペシオーサ Speciosaに2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分10秒60(重)。さらに2馬身差の3着に仏オークス馬で3番人気のウェストウインド West Windが入った。
勝ったピーピングファウンは父デインヒル、母は01年フィリーズマイル(英G1)2着のMaryinsky(その父Sadler's Wells)、祖母がケンタッキーオークス(米G1)を勝ったBlush with Prideという血統の米国産馬。従姉妹に、今年牝馬として102年ぶりにベルモントS(米G1)を勝ったRags to Riches(牝3、米・T.プレッチャー厩舎)がいる。
今年4月にデビューし、4戦目で初勝利。その後、愛1000ギニー(愛G1)を3着、英オークス(英G1)を2着してここに臨んでいた。今回が重賞初制覇。通算成績7戦2勝。