安田記念勝ち馬、ダイイチルビーが死亡

2007年07月02日 01:00

 91年の安田記念(GI)、スプリンターズS(GI)を勝った{horse=1987100260:ダイイチルビー}(牝20)が4月26日に、北海道新ひだか町のダイイチ牧場で蹄葉炎のため死亡していたことがわかった。

 ダイイチルビーは父トウショウボーイ、母が80年桜花賞、エリザベス女王杯を制したハギノトップレディ(その父サンシー)という血統。叔父にハギノカムイオー(宝塚記念)、甥にマイネルセレクト(JBCスプリント-交流GI)がおり、祖母イットーから広がる牝系は“華麗なる一族”と呼ばれている。

 90年2月にデビュー。デビューから2連勝してオークス(GI)にも出走(5着)したが、本格化したのは4歳時。京都牝馬特別(GIII)で重賞初制覇を果たすと、京王杯SC(GII)、安田記念を連勝。暮れにはスプリンターズSも勝ち、最優秀4歳以上牝馬、最優秀スプリンターに選出された。翌年の安田記念(15着)を最後に引退。通算成績18戦6勝(重賞4勝)。

 引退後繁殖入りし、97年オークス3着のダイイチシガー(父トニービン)などを輩出。同馬やダイイチビビット(父トニービン)、アイアンビューティ(父ブライアンズタイム)が後継繁殖牝馬となった。現2歳の牡馬(父クロフネ)が最後の産駒となる。

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