厩舎で静養するミッキーカプチーノ(撮影・坂田 高浩)
気が早いのは承知だが、伝説の新馬戦と言われるかも。
ミッキーカプチーノが勝った先月9日の東京芝2000メートル戦はハイレベルだった。2着
フリームファクシが次走であっさり勝ち上がり、3着
グリューネグリーンは先週の京都2歳Sを制した。さらにその3着馬から5馬身離された4着
ニシノプロポーズも2戦目でV。2〜4着馬のパフォーマンスにより、
ミッキーカプチーノの注目度はさらに上がっている。
2戦目の葉牡丹賞(出走可能頭数18頭)は22頭が登録していて除外の可能性があるが、しっかり乗り込まれて態勢は整っている。1週前追いは23日にCWコースで6F77秒6〜ラスト1F12秒3。直線内めを通ったとはいえ、
メトセラ(3歳1勝クラス)にあっさり先着し脚力を見せつけた。担当の広岡助手は「ギアが切り替わるのが速い。大きな体をしている割にスッと動けます」と特長をアピールし「(競馬でも)うまいこと立ち回れますからね。中山でも対応してくれると思います」と連勝を期待した。