今年のジュライカップを制したアルコールフリー(提供:At The Races)
現地時間1日、イギリスのニューマーケットでタタソールズ・ディセンバー・メアセールがの2日目が開催。G1・4勝のアルコールフリー(Alcohol Free、牝4)が、BBAアイルランドによって540万ギニー(約9億4000万円)で落札された。英競馬メディア『At The Races』を始め、複数のメディアが報じている。
落札したBBAアイルランドのマイケル・ドナホー氏は今後について、オーストラリアで現役を続行させる予定であることを明かした。
アルコールフリーは父No Nay Never、母Plying、母の父Hard Spunという血統。英国・A.ボールディング厩舎所属の愛国産馬である。
2020年8月にデビューして初勝利。9月のチェヴァリーパークS(英G1)でG1初挑戦・初制覇を成し遂げた。2021年はフレッドダーリンS(英G3)から始動し白星で飾ると、6月のコロネーションS(英G1)、7月に行われたサセックスS(英G1)を勝利しG1・3勝とした。今年7月にはジュライカップ(英G1)を制して4つ目のG1タイトルを獲得し、芝短距離とマイルでそれぞれG1を2勝を挙げる活躍を見せた。通算成績は15戦6勝。