中山に遠征し、新馬勝ちした関西馬のディヴァージオン(左)
12月4日の中山5R・2歳新馬戦(芝2000メートル=14頭立て)は、1番人気の
ディヴァージオン(牝2歳、栗東・藤岡健一厩舎、父
サトノダイヤモンド)が、4角3番手から押し切って初陣を飾った。勝ちタイムは2分5秒0(良)。
好スタートを決めると外の6番手で折り合いに専念。抜群の手応えで最後の直線に向くと、鞍上のムチにもしっかりと反応し、抜け出しを図る。急坂を駆け上がったところで先頭に立つと、ゴール直前で外から迫った
ホウオウバーナード(戸崎圭太騎手)を頭差で退けた。
ミルコ・デムーロ騎手は「調教も結構動いていたし、少し敏感なところがあって外枠で心配だったけど、すごくスタートが速かった。(ゴール前で)2着馬が来たところでもう一回伸びてくれた」とたたえた。