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ホウオウバーナード(12月4日、中山5R・2歳新馬・芝2000メートル=2着)
スタートが遅く序盤は後方2番手から。向こう正面では外から徐々にポジションを押し上げたものの、4コーナーでは大外を回す形となり、かなりのロスの多い競馬を強いられた。それでも最後の直線ではさらに一段ギアが上がる。メンバー最速となる35秒2の末脚を駆使して勝った
ディヴァージオンに迫ったが、頭差及ばなかった。
戸崎圭太騎手は「小柄だけどフットワークのいい走りでした。ゲートも出ていけないし、少し忙しいところもあったので1回使ったことでその辺が解消されれば」と振り返った。発馬に課題は残ったものの非凡な能力は示した。ゲートさえ決まればすぐに勝ち上がるだろう。(石行 佑介)