香港ヴァーズを制したウインマリリン(撮影:高橋正和)
現地時間11日、香港のシャティン競馬場で行われた香港ヴァーズ(3歳上・G1・芝2400m)は、馬群の後方を追走したD.レーン騎手騎乗の2番人気ウインマリリン(牝5、美浦・手塚貴久厩舎)が、直線で外から各馬を差し切り、道中2番手を追走した4番人気ボタニク(セ4、仏・A.ファーブル厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分27秒53(良)。
3着には1番人気グローリーヴェイズ(牡7、美浦・尾関知人厩舎)が入った。なお、3番人気ストーンエイジ(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)は5着に終わった。
勝ったウインマリリンは、父スクリーンヒーロー、母コスモチェーロ、その父Fusaichi Pegasusという血統。海外初遠征をG1初制覇で飾った。重賞は4勝目。