カリフォルニアスパングルが制した(撮影:高橋正和)
現地時間11日、香港のシャティン競馬場で行われた香港マイル(3歳上・G1・芝1600m)は、3角でハナを奪われて2番手となったZ.パートン騎手騎乗の2番人気カリフォルニアスパングル(セ4、香・A.クルーズ厩舎)が、直線で再び先頭に立って押し切り、追い込んだ1番人気ゴールデンシックスティ(セ7、香・K.ルイ厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒41(良)。
3着には8番人気ローズオブインディシーズ(牡4、豪・A.ニーシャム厩舎)が入った。
日本から参戦した4番人気ダノンスコーピオン(牡3、栗東・安田隆行厩舎)は6着、3番人気シュネルマイスター(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)は9着に敗れた。
勝ったカリフォルニアスパングルは、父Starspangledbanner、母Pearlitas Passion、その父High Chaparralという血統。これでデビューから14戦連続連対で、G1は初勝利。同レース連覇などGIを6勝している王者ゴールデンシックスティに対しては、3度目の対戦で初先着となった。