昨年のエリザベス女王杯を制したアカイイト(c)netkeiba.com
12月25日、中山競馬場で行われる有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。昨年のエリザベス女王杯(GI)を制したアカイイト(牝5、栗東・中竹和也厩舎)が再び栄光のタイトルを狙う。
アカイイトは父キズナ、母ウアジェト、母の父シンボリクリスエスという血統。
2019年9月に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。同月に行われた2歳未勝利戦で初勝利を挙げた。翌2020年8月の札幌開催で2勝目を挙げた。昨年1月に本格化を迎え、西尾特別(2勝クラス)を勝利すると、6月の垂水S(3勝クラス)を制してオープン入り。11月のエリザベス女王杯(GI)では単勝10番人気の伏兵評価を覆し、後方13番手から鋭い追い込みを決めてGIウィナーとなった。
エリザベス女王杯で初コンビを組んだ幸英明騎手とともに昨年の有馬記念に参戦。幸騎手は当時デビュー28年目にして有馬記念初騎乗だった。その後も一貫して同騎手が手綱を執っており、大阪杯(GI)、ヴィクトリアマイル(GI)など大レースに参戦。連覇を狙ったエリザベス女王杯では単勝11番人気ながら4着に好走している。暮れの中山で再び波乱の立役者となるか、要注目である。