JRA勢を退けて揖保川特別を制したサンロアノーク(左から2頭目)=撮影・中山伸治
「JRA交流・揖保川特別」(14日、園田)
開催2日目の11Rで、JRA勢6頭、地元勢5頭の計11頭により、距離1400メートルで争われた。1番人気の地元馬
サンロアノークが2番手から直線で抜け出し、1月の夢前川特別(姫路)に続いてJRA交流2勝目を挙げた。2着は逃げ粘った5番人気の
ジョイフルダンサー、3着には中団から追い込んだ4番人気の
クリノニキータのJRA勢が入った。今村聖奈騎乗で2番人気の
メイショウツガミネは7着だった。
レースは逃げる
ジョイフルダンサーを
サンロアノークがマークして、3番手以降が離れる縦長の展開になった。「調子が良すぎる行きっぷり」と吉村智。
サンロアノークは4角を回って外に進路を取ると、危なげなく差し切った。管理する田中一師は「ここは
ステップレース。次走は白銀争覇(2023年1月26日、笠松)を予定」と今後を見据えた。
JRA勢で最も人気を集めた
メイショウツガミネは苦手の内枠で苦戦した。2戦ぶりに騎乗した今村は「(馬が)ゲートでナーバスになっていて、うまく乗れなかった」と振り返った。