社台TC

【朝日杯FS】四位洋文師、G1でも勝算 エンファサイズには「経験値」と「走りやすさ」がある

2022年12月16日 08:00

朝日杯FSは騎手時代に勝っている四位調教師

◆第74回朝日杯フューチュリティS・G1(12月18日、阪神・芝1600メートル)

 自然体で送り出す。エンファサイズの四位調教師は騎手時代、最後のG1勝利がサトノアレスに騎乗した16年の朝日杯FS。「今は調教師だし、騎手の時とは違いますよ」と意に介さないが、昨年(トゥードジボン=9着)に続く参戦は、この舞台だからこそだった。

 同じ阪神マイルだった新馬戦。道中でふわふわしながら、直線は内の開いたゾーンからひと伸び。2馬身差の完勝だった。「ワンターンでコーナーもゆったりしている。直線もある(長い)からね」。一度走った経験値に加え、キャリアの浅さを埋められる“走りやすさ”で新馬勝ち直後のG1挑戦を決めた。

 大きな上積みが見込める2戦目。「あとは相手関係だね」と口にしつつも、「(騎乗する藤岡)康太にワクワクドキドキさせてほしいね」と、騎手時代にJRA・G1・15勝を挙げた四位師は笑みを浮かべた。(山本 武志)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。