◆第74回朝日杯FS・G1(12月18日、阪神・芝1600メートル)=12月17日、栗東トレセン
開業2年目の四位調教師が、
エンファサイズ(牡2歳、栗東・四位洋文厩舎、父
リアルスティール)で初重賞、初G1制覇を目指す。角馬場、坂路での運動を見守った四位調教師は「いい形でここまで来られました。元気いいですね」と納得の表情を浮かべた。
1戦1勝とキャリアは浅いが、今回と同舞台のデビュー戦での勝ち時計は1分34秒5。先週までに行われた今年の阪神マイルの新馬戦8鞍で最速タイムだった。粗削りな部分を見せながらだっただけに、潜在能力の高さを感じる。「新馬戦を勝った舞台でG1を使おうと思ってここへ。切れ味があり、しまいは動くので」とトレーナー。仁川の直線で末脚をさく裂させる。