03年に米国2冠を制すなどG1・3勝を挙げたファニーサイド Funny Cide(セン7、米・B.タッグ厩舎)が、現地時間13日に引退したことがわかった。
同馬は父Distorted Humor、母Belle's Good Cide(その父Slewacide)という血統の米国産馬。03年にケンタッキーダービー(米G1)、プリークネス(米G1)を制して2冠を達成し、同年の3歳牡馬チャンピオンに輝いた。その後も04年ジョッキークラブゴールドC(米G1)などを制したが、徐々に表舞台へ登場する機会は少なくなり、約1年ぶりの勝利だった今月4日のワズワースメモリアルH(フィンガーレイクス競馬場・ダート9f)が最後のレースとなった。通算成績38戦11勝(重賞5勝)。