木幡初也騎乗のユイノマチブセが7馬身差の圧勝(カメラ・高橋 由二)
12月18日の阪神6R・2歳新馬(ダート1200メートル、13頭立て)は、5番人気の
ユイノマチブセ(牡、美浦・竹内正洋厩舎、父シニスターミニスター)がデビューVを飾った。勝ち時計は1分13秒2(良)。先週の阪神JFで12番人気ながら2着に激走した、
シンリョクカの騎手、調教師、馬主(由井健太郎氏)による勝利となった。
スタートは一番速かったが、内の馬を行かせて3番手の外を追走。そのまま2頭ぶん外を回り、直線に向いても手応えは十分だった。残り300メートルで抜け出しにかかり、
サンガネーブ(2着、藤岡康太騎手)以下に7馬身差をつけて圧勝した。
木幡初也騎手は「強かったです。すんなりスタートを切れましたが、練習でも速かったですからね。何もしなくても、いい位置につけられると想定していましたが、イメージ通りでした。調教では左に張ったり幼い面を見せていました。後肢も甘くて、変なことをするかもしれないと思っていましたが、ゴール後に外に張る感じを見せていましたね。これから真っすぐ走らせることを覚えていけば」と笑顔が弾けた。