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タリア出身のトップジョッキー、ランフランコ・デットーリ(52)が17日、英国
メディア「ITVレーシング」のインタビューに応じ、来年いっぱいで引退すると発表した。
これを受けて欧州をはじめ米国、南米、アジア、豪州など世界中の
メディアが反応。18日、阪神で報道陣に対応した武豊は「寂しいですね。まだ(現役)バリバリだから。来年1回でも多く一緒に乗りたいです」と再会を心待ちにし、ルメールも「スーパースター、エンターテイナーだった。若いジョッキーにとっては、いい先生。たくさんいい馬に乗っていましたね。ありがとう、
フランキー」と感謝した。
現在ケガで休養中の池添は自身のツイッターを更新。「競馬学校時代に初めて見て、この人みたいにカッコ良く乗りたいって思ってから、ずっと憧れてる僕のスーパースター。卒業の時、豊さんと
フランキーが目標って答えました。今でも乗り方をトレーナーと研究してトレーニングしてます」と思いをつづった。
85年に見習騎手としてデビューしたデットーリは94、95、04年と英リーディングに輝き、凱旋門賞6勝、
ジャパンC3勝など国を問わず多くのG1タイトルを手にした。自身のツイッターに「最終章が始まります。最後のひと押しを」と投稿。来年、第40回を迎える米競馬の祭典ブ
リーダーズカップ(11月3〜4日、サンタ
アニタ)がラス
トライドの候補となっている。