2011年からJRA馬主を務める三浦大輔氏(写真中央)(C)netkeiba.com
東京馬主協会の公式YouTubeチャンネルに20日、同協会顧問で横浜DeNAベイスターズ監督の三浦大輔氏のインタビューが公開された。番組ではサンケイスポーツの三浦凪沙記者と史上初となる動画での「親娘共演」が実現。先輩馬主である「ドクターコパ」こと小林祥晃氏とともに、馬主になったきっかけや記憶に残る愛馬など貴重なエピソードを明かした。
動画で、三浦氏はJRA馬主資格を取得した背景について、「競馬から異動してきたベイスターズ担当記者の紹介で、矢作芳人調教師と食事をしたことがきっかけ」と回顧。その際、競馬の話題となり矢作調教師から「馬を持ってしまえば」と勧められ、また現役野球選手では初の馬主となることから決意したという。
記憶に残る愛馬については、JRAで6勝して2019年に引退し、現在は誘導馬として活躍するリーゼントロックを挙げた。2014年の京都新聞杯で骨折し1年間のブランクを乗り越えて戦列に復帰。その後にGIに出走した経緯があり、「俺も頑張ろうと力をもらっていた」と当時の心境を話した。
さらにリーゼントという冠名の由来は「野球界に競馬ファンを、競馬界に野球ファンをそれぞれ増やしたいと考え、わかりやすいものにした」と話した。
三浦氏は2011年にJRA馬主デビュー。今年10月にJRA初勝利を挙げたリーゼントフラム(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)や地方3勝のリーゼントジャンボ(牡4、美浦・小手川準厩舎)などを所有している。現在のJRA通算勝利数は14勝。