デビュー戦を飾ったオックスリップ(左=カメラ・池内 雅彦)
12月24日の中山5R・2歳新馬戦(芝1800メートル、16頭立て)は、関西馬で3番人気に支持された
オックスリップ(牝、栗東・杉山晴紀厩舎、父
サトノダイヤモンド)が、ゴール前で抜け出し、半馬身差をつけて初陣を飾った。勝ちタイムは1分53秒2(稍重)。
好スタートから1コーナーでは先団の外の3番手。道中は前半1000メートルが1分4秒2という遅い流れをなだめながら運んだ。4コーナーでは手応え良く進出を開始すると、最後の直線で鋭く加速して、
ドゥフレーシュ(杉原誠人騎手)を競り落としてゴールに飛び込んだ。戸崎圭太騎手は「センスのある馬でした。性格も素直でレースもスムーズに反応良く走ってくれました」と振り返った。