オジュウチョウサンが競走馬登録を抹消へ 坂東牧場で種牡馬入り

2022年12月26日 19:10

引退式に臨んだオジュウチョウサン(撮影:下野雄規)

 障害GI・9勝を挙げ、「絶対王者」として君臨したオジュウチョウサン(牡11、美浦・和田正一郎厩舎)が27日、JRAの競走馬登録を抹消することになった。今後は北海道沙流郡日高町の坂東牧場で種牡馬となる予定。JRAが26日、ホームページ上で発表した。

 オジュウチョウサンは父ステイゴールド、母シャドウシルエット、母の父シンボリクリスエスという血統。全兄のケイアイチョウサンは2013年のラジオNIKKEI賞を制覇している。

 2013年10月にデビュー。キャリア3戦目で障害に転向し、障害4戦目で勝ち上がりを決めると、2016年の中山グランドジャンプから2020年の同競走まで障害重賞13連勝という前人未到の記録を打ち立てた。また2018年、2019年は平地競走との「二刀流」に挑戦し、2018年の有馬記念は武豊騎手騎乗のもと出走して、ファンにインパクトを残した。

 今年は6度目の中山グランドジャンプ制覇を果たし、障害GIでの勝利数は2位のカラジの「3」を大きく超える「9」。中山大障害がラストランとなり、レース後には引退式も行われた。通算成績は40戦20勝(うち障害32戦18勝)。

(JRAホームページより)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。