【ホープフルS】いとこはサリオスのフェイトGI制覇へ 新馬戦は5馬身差圧勝

2022年12月26日 20:13

ホープフルSに出走するフェイト(撮影:下野雄規)

 12月28日に中山競馬場で行われるホープフルステークス(2歳・GI・芝2000m)。フェイト(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)が、坂井瑠星騎手とのコンビで初のGIに挑む。

 父リアルスティール、母サンタフェチーフ、母の父Wiesenpfadという血統。伯母は独オークス馬のサロミナで、サリオスやサラキアなどはいとこにあたる。2021年のセレクトセールで1億7600万円で落札された。

 2022年8月に新潟競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。直線で外に持ち出されると悠々と抜け出し、後続に5馬身差をつけて圧勝。単勝1.5倍と断然の人気に応えた。

 前走の東京スポーツ杯2歳Sでは直線で外に追い出されるとしぶとく粘り、掲示板を確保した。通算成績は2戦1勝。

 藤田晋オーナー所有の現2歳馬はアイビーSを勝利したチャンスザローゼスや、京王杯2歳Sで2着のフロムダスクなど活躍を見せている。今年初の2歳GI挑戦でどのような結果となるのか、フェイトの走りに是非注目したい。

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