◆第39回ホープフルS・G1(12月28日、中山競馬場・芝2000メートル)
今年最後のJRA・G1では偉業達成がかかっている。
セレンディピティで挑む武豊騎手がJRA・平地G1全24競走の完全制覇を成し遂げるかに注目が集まっている。
数々のタイトルを積み重ねてきたレジェンドに欠けたピースは、17年からG1に昇格したホープフルSだけ。なかなかタイトルをつかめなかった朝日杯FSは昨年の
ドウデュースで制したばかりが、残り「1」となった昨年末のホープフルS(
アスクワイルドモア)は10着に敗れた。前身のラジオNIKEEI杯2歳Sでは10年の
ダノンバラードなど5勝を挙げているが、G1昇格後は3回に騎乗し、17年
ジャンダルム(2着)、20年
ヨーホーレイク(3着)などあと一歩まで迫っている。
<武豊のレース別G1初勝利>
◆フェブラリーS(5勝)
03年ゴールドアリュール
◆高松宮記念(2勝)
05年アドマイヤマックス
◆大阪杯(1勝)
17年
キタサンブラック ◆桜花賞(5勝)
89年
シャダイカグラ ◆皐月賞(3勝)
93年ナリタタイシン
◆天皇賞・春(8勝)
89年イナリワン
◆NHKマイルC(3勝)
97年
シーキングザパール ◆ヴィクトリアマイル(1勝)
09年
ウオッカ ◆オークス(3勝)
93年
ベガ ◆ダービー(6勝)
98年スペシャルウィーク
◆安田記念(3勝)
90年オグリキャップ
◆宝塚記念(4勝)
89年イナリワン
◆スプリンターズS(2勝)
90年バンブーメモリー
◆秋華賞(3勝)
98年
ファレノプシス ◆菊花賞(5勝)
88年スーパークリーク
◆天皇賞・秋(6勝)
89年スーパークリーク
◆エリザベス女王杯(4勝)
01年
トゥザヴィクトリー ◆マイルCS(2勝)
12年
サダムパテック ◆
ジャパンC(4勝)
99年スペシャルウィーク
◆チャンピオンズC(4勝)
01年クロフネ
◆阪神JF(1勝)
94年
ヤマニンパラダイス ◆朝日杯FS(1勝)
21年
ドウデュース ◆有馬記念(3勝)
90年オグリキャップ
◆ホープフルS(0勝)