21日、新潟競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝1800m)は、中団を追走した木幡初広騎手騎乗の6番人気ゴールドストレイン(牡2、美浦・稲葉隆一厩舎)が、直線で先に抜け出した1番人気イノセントスカイを1.3/4馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは1分52秒9(稍重)。さらにアタマ差の3着には8番人気ムーンストリートが入った。
勝ったゴールドストレインは、父ゴールドアリュール、母が01年クイーンC(GIII)の勝ち馬サクセスストレイン(その父ティッカネン)という血統。この勝利が新種牡馬ゴールドアリュール産駒のJRA初勝利となった。なお、地方では12日の旭川1Rでコバルトブルーが勝利を挙げている。
ゴールドアリュールは父サンデーサイレンス、母ニキーヤ(その父Nureyev)という血統。現役時代は03年フェブラリーS(GI)など、GI・4勝を含む16戦8勝(うち地方4戦3勝、重賞5勝)の成績を残し、02年のJRA賞最優秀ダートホース、NARダートグレード競走最優秀馬に選ばれた。