21日、函館競馬場で行われたラベンダー賞(2歳OP、芝1200m)は、12頭立ての最低人気(単勝80.3倍)武幸四郎騎手騎乗のハートオブクィーン(牝2、北海道・若松平厩舎)が、中団追走から抜群の手応えのまま勝負所へ進出すると、直線では力強い伸び脚を見せ、4番人気アイリスモレアをアタマ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分11秒5(良)。さらに1/2馬身差の3着には3番人気のリーガルアミューズが入った。1番人気のルミナリエは4着に終わっている。
勝ったハートオブクィーンは父ジョリーズヘイロー、母はJRA1勝のマイシークレット(その父Woodman)という血統。5月15日に門別競馬場でのデビュー戦を勝利で飾り、続くノーリーズン賞(OP、旭川・ダート1000m)は3着、前走の重賞・栄冠賞(旭川・ダート1000m)では6着に敗れていた。通算成績4戦2勝(うちJRA1戦1勝)。この勝利により、8月5日に行われる函館2歳S(GIII)への出走権を得た。