◆大井4日目(12月29日)
今年最後のG1、第68回東京大賞典は29日、大井競馬場でダート王を目指す14頭(JRA6、南関東7、他地区1)が2000メートルを争う。年末を彩る大一番で主役を張るのはJRAの
メイショウハリオ。同舞台の帝王賞・Jpn1で
テーオーケインズ、
オメガパフュームなど強豪を破った力は本物。復帰戦のJBCクラシック・Jpn1で5着からの叩き2戦目で本領発揮だ。
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厩舎コメント
〈1〉岩本洋調教師(
ゴールドホイヤー)「前走は早めにこられる厳しい展開。流れが速くなる交流戦で、後方から自分の競馬ができれば」
〈2〉音無秀調教師(
ノットゥルノ)「前走は体が減りすぎた。上積みはあると思うが、当日どこまで戻っているか。跳びが大きいから、外枠が欲しかった」
〈3〉内田勝調教師(
ライトウォーリア)「前走の時計は速かったし、さすが元JRAオープン馬。追い切りの雰囲気は良かったので、チャンスはあると思う」
〈4〉福田真調教師(
ドスハーツ)「うちの厩舎にきてから一番の出来。相手は強いけど、ペースが速くなるので、ひと脚使えれば」
〈5〉岡田稲調教師(
メイショウハリオ)「やはり左回りは良くないね。22日はしっかりやれて、体調は大丈夫。今回は鞍上もいいイメージで乗れると思う」
〈6〉高木登調教師(
ウシュバテソーロ)「特に変わりなく来ている。前走は窮屈な競馬でもしっかりと走ってくれた。雨が欲しい。力をつけて、ここに来てかみ合ってきた。あとは適性ですね」
〈7〉荒山勝調教師(
リンゾウチャネル)「脚元に気になるところがなくなり、攻められるようになった。JRA馬相手でレースが流れる方が、競馬はしやすい」
〈8〉須貝尚調教師(
ショウナンナデシコ)「15日に短期放牧から帰厩。状態は良くも悪くもありません。今回は55キロが魅力ですね」
〈9〉山下之調教師(
カジノフォンテン)「追い切りでの反応がいいし、精神的に大人になって、下げても競馬ができるようになった」
〈10〉羽月友調教師(
サンライズホープ)「在厩で好調キープ。前走はロスの多い競馬でしたが、改めて力を示しました。条件はつきますが、G1でもやれます」
〈11〉森下淳調教師(
ミヤギザオウ)「前走は落鉄で力を出せなかった。だいぶ走りはしっかりしてきた。中団でリズムよく運べれば」
〈12〉山下之調教師(
アトミックフォース)「力は出せる仕上がりなので、あとはG1で自分の競馬ができるかがカギ」
〈13〉安田隆調教師(
レッドガラン)「前走はゲートで脚を滑らせて、もう一列前で運べていたらという内容。そんなに負けていないし、ダート2戦目で」
〈14〉新子雅調教師(
ラッキードリーム)「右回りの長い距離はホッカイドウ競馬に在籍していた時から負けていないので、馬場は合うはず。直線が長いので、展開が向けばいい競馬になるはず」