オルフェーヴルの引退から9年、その孫が早くもGI制覇(撮影:下野雄規)
12月28日に中山競馬場で行われたホープフルSは、道中2番手を追走したドゥラエレーデが最後に逃げ馬を差し切って勝利した。
ドゥラエレーデは父ドゥラメンテ、母マルケッサ、母の父オルフェーヴルという血統。伯父に2016年の有馬記念覇者サトノダイヤモンドがいる。
母父オルフェーヴルの競走馬は、JRAでこれまでに10頭がデビュー。初出走は2021年6月で、初勝利は今年8月にドゥラエレーデがあげた。ここまでJRAで勝ち上がったのはわずかに2頭だが、その1頭のドゥラエレーデが2歳GIで大仕事をやってのけた。
来年以降はさらに多くの母父オルフェーヴルの競走馬がデビュー。GI・4勝馬ラッキーライラックや日本馬初の海外ダートG1覇者マルシュロレーヌの子供にも大きな期待がかかる。