中京11Rの淀短距離Sに出走するキャプテンドレイク(撮影:高橋正和)
月曜中京11Rの淀短距離ステークス(4歳上・リステッド・芝1200m)は、伏兵のキャプテンドレイク(牡6、栗東・今野貞一厩舎)で高配当を狙う。
オープンに昇級後は5戦して馬券圏内がないものの、重賞の3戦を除けば決して内容は悪くない。5走前の鞍馬Sは0秒6差の7着だが、残り200mで前が詰まらなければ掲示板争いになっていたはず。また、前走のタンザナイトSは上がり3F最速となる33秒6をマークして0秒4差の7着。展開一つで上位争いできる力を示した。
そして最大の買い材料は、得意の季節が到来したことにある。実は地方での3勝を含め、過去8回の馬券圏内が全て12月から3月という典型的な冬馬。そう考えると、かつてない末脚を繰り出した前走のレースぶりにも、より納得がいく。
ここはスノーテーラー、ジャスパージャックと近走で逃げを続けている馬が2頭。何より今の中京芝短距離は差しが決まっているので、キャプテンドレイクには追い風が吹いている。ゴール前の大逆転を期待したい。