川須栄彦騎乗のタガノシャーンスが直線抜け出す(カメラ・高橋 由二)
1月8日の中京4R・3歳新馬(ダート1200メートル、16頭立て)は、5番人気の
タガノシャーンス(牝、栗東・中尾秀正厩舎、父
キタサンブラック)が2番手から抜け出し快勝した。勝ちタイムは1分12秒5(良)。
抜群のスタート。1番人気の
バスドラムガールを行かせて、2番手につけた。終始手応え良く進め、4コーナー出口で外から並びかけると、直線の残り300メートル地点で余力十分にパス。伸び脚は最後まで衰えず、5馬身突き放した。
川須栄彦騎手は「調教に乗った時から、新馬勝ちできるイメージがありました。今日は2番手を確保した時点で、いつでも抜け出せる手応えでした」と期待通りの走りに笑みが絶えなかった。
中尾調教師は「スタートをしっかり出て、番手から抜け出して最後は突き放す。理想の競馬でした」と納得の表情。今後に向けては「
キタサンブラック産駒だし、気性が穏やかでコントロールも利く。距離は(延ばしても)いけそうですね」と話した。