8日、JRA重賞37年連続制覇と通算350勝を達成した武豊騎手(右)(C)netkeiba.com
武豊騎手が日経新春杯(4歳上・GII・中京芝2200m)にヤマニンゼスト(牡4、栗東・千田輝彦厩舎)で挑む。
パートナーとは前々走の神戸新聞杯で初めてコンビを組み、12番人気ながら2着に導くファインプレー。続く菊花賞でも4コーナーでスムーズさを欠く場面がありながら、1秒2差の6着に健闘。まだ2勝馬だが、重賞は手の届くところにある。
これまで日経新春杯には25回参戦。97年にメジロランバダ、98年にエリモダンディー、00年にマーベラスタイマーで制しているが、21世紀になってからは17連敗中。もちろん、17連敗していることよりも3勝していることが凄いのだが、こんなことがクローズアップされるのもレジェンドゆえだろう。
先週のシンザン記念を弟・幸四郎調教師が管理するライトクオンタムで快勝。新年早々、JRA重賞37年連続制覇と通算350勝を達成した。ヤマニンゼストを管理する千田輝彦調教師は、競馬学校の1期下。騎手時代に米国遠征に誘うなど可愛がっている後輩とともに、2週連続の重賞Vといきたい。