現地時間28日、米・サラトガ競馬場で行われたダイアナS(3歳上牝、米G1・芝9f、8頭立て)は、好位追走から3角で先頭に立ったE.カストロ騎手騎乗の2番人気
マイタイフーン
My Typhoon(牝5、米・W.モット厩舎)が、5番人気
アルジェン
ティーナ Argentinaに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分46秒47(良)。さらに1/2馬身差の3着には1番人気マクデラー
Makderahが入った。
勝った
マイタイフーンは父Giant's Causeway、母が93年の凱旋門賞馬
アーバンシー Urban Sea(その父Miswaki)という血統の愛国産馬。半兄に英ダービー(英G1)などG1・3勝の
ガリレオ Galileo(父Sadler's Wells)、タタソールズゴールドC(愛G1)などG1・2勝の
Black Sam Bellamy(父Sadler's Wells)、叔父に英2000ギニー(英G1)を勝ったKing's Bestがいる。
04年8月のデビュー戦を5.1/4馬身差で圧勝。その後も05年ミシズ
リヴィアS(米G2)、06年バ
ルストンスパS(米G2)、前走のジャストアゲームS(米G2)を制すなど、着実に勝ち星を重ね、今回が3連勝でのG1初制覇となった。通算成績19戦9勝(重賞6勝)。