ホイットニーH、ローヤーロンがレコードで圧勝

2007年07月29日 05:46

 現地時間28日、米・サラトガ競馬場で行われたホイットニーH(3歳上、米G1・ダート9f)は、J.ヴェラスケス騎手騎乗の3番人気ローヤーロン Lawyer Ron(牡4、米・T.プレッチャー厩舎)が道中3番手追走から直線半ばあたりで抜け出すと、11頭立て最低人気のワンダリンボーイ Wanderin Boyに4.3/4馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは1分46秒64(良)のコースレコード。さらに1馬身差の3着に2番人気ダイヤモンドストライプス Diamond Stripesが入り、1番人気マグナグラデュエイト Magna Graduateは6着に敗れた。

 勝ったローヤーロンは、父Langfuhr、母Donation(その父Lord Avie)という血統の米国産馬。06年リズンスターS(米G3・ダート8.5f)において2着に8.1/4馬身差をつける圧勝で重賞初制覇。その年はレベルS(米G3・ダート8.5f)、アーカンソーダービー(米G2・ダート9f)も制し、ケンタッキーダービー(米G1)に出走したが12着に惨敗していた。今年に入り、オークローンH(米G2・ダート9f)で重賞4勝目を挙げ、続くメトロポリタンH(米G1)は3着。前走のサルヴェイターマイルH(米G3)は2着だった。通算成績23戦11勝(重賞5勝)。

 従来のレコードタイムは74年にトライジェット Tri Jetが記録した1分47秒、02年にレフトバンク Left Bankが記録した1分47秒04だった。

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