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【京成杯】ソールオリエンスが衝撃の走りで重賞初制覇 4角ふくれるも大外一気でクラシックに名乗り

2023年01月16日 06:00

無傷2連勝でクラシック候補に名乗りを上げたソールオリエンス(左)

◆第63回京成杯・G3(1月15日、中山・芝2000メートル)

 大物だ! 15日に行われた京成杯・G3(中山)は2番人気のソールオリエンス(横山武)がデビュー2戦目で無傷の重賞初勝利。4角で外へふくれたが、直線は大外からはじける伸びでクラシック候補に名乗りを上げた。

 寒風吹く中山に、衝撃が走った。直線入り口。5番手から勢いをつけて加速したソールオリエンスが、5頭分、外に飛んでいった。あわやのシーン。しかし、そこからが本当の衝撃だった。立て直して再加速。弾けるように上がり最速で伸びると内の2頭を並ぶまもなく一気にかわし、追ってきたオメガリッチマンもまったく寄せ付けず、2馬身半の決定的な差をつけてゴールに飛び込んだ。

 デビューから無傷の2連勝でタイトル奪取。昨年の年度代表馬イクイノックスなど活躍馬を多く輩出するキタサンブラック産駒からまた一頭、大物出現だ。レース後、鞍上の横山武は「調教の時は右に倒れるしぐさがあったので気をつけようと思っていたが、馬を気にしてか左に大きくふくれてしまった。迷惑をかけて申し訳ない気持ちでいっぱい」と謝罪。その一方で「3角で手応えが怪しくなったが、能力ですべてカバーしてくれて、改めて強い馬だと認識できた」と手応えを得ていた。

 今後は未定だが、陣営も見据えるのはクラシックロード。同じ手塚厩舎にはホープフルS3着のキングズレインもいるが、陣営は互角の評価。手塚調教師は「体もいいし、次はもっと良くなるという感じだった。距離ももちそう」。馬名は「朝日」(ラテン語)の意味。混とんとする牡馬クラシック戦線へ、強烈な輝きを放ちながら上っていく。(松末 守司)

 ソールオリエンス 父キタサンブラック、母スキア(父モティヴェイター)。美浦・手塚貴久厩舎所属の牡3歳。北海道千歳市・社台ファームの生産。通算2戦2勝。総獲得賞金は4731万5000円。重賞初勝利。馬主は(有)社台レースホース。

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