【東海S】大井の9歳牝馬サルサディオーネが参戦 地方牝馬がJRA重賞Vなら16年ぶり偉業だ

2023年01月16日 18:18

昨年さきたま杯を制したサルサディオーネ(撮影:高橋正和)

 16年札幌2歳Sのトラスト以来となる地方馬のJRA重賞制覇を目指し、サルサディオーネ(牝9、大井・堀千亜樹厩舎)が東海S(4歳上・GII・中京ダート1800m)に参戦する。

 一昨年の日本テレビ盃、昨年のさきたま杯など、交流重賞を5勝している砂の名牝。明けて9歳となったが、昨秋の日本テレビ盃では3着。前々走のJBCレディスクラシックは後続の厳しいマークに屈して9着に沈んだが、まだまだ衰えはない。JRAの舞台で走るのは、栗東・羽月友彦厩舎に所属していた19年11月の霜月S(13着)以来、3年2カ月ぶり。とはいえ、中京ダート1800mでは2歳時に未勝利、3歳時に500万下を制している。得意の左回りでもあり、能力発揮に支障はないだろう。

 これまでに地方馬はJRA重賞を20勝しているが、牝馬は95年4歳牝馬特別・ライデンリーダー、99年函館3歳S・エンゼルカロ、07年函館2歳Sのハートオブクィーンの3頭のみ。いずれも芝の世代限定戦だった。ダートの、それも古馬のレースを勝てば、歴史的快挙となるに違いない。

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