カナダで活躍の木村和士騎手がアメリカで重賞制覇! 米殿堂入りジョッキーに堂々競り勝つ

2023年01月17日 15:37

 現地時間15日、アメリカのサンタアニタパーク競馬場でG3・ラカナダステークス(4歳上牝・ダート8.5ハロン)が行われ、木村和士騎手騎乗のカーステンボッシュが勝利をおさめた。現地時間16日、米競馬メディア『Blood Horse』が報じている。

 道中は3番手から進んだカーステンボッシュが、米殿堂入りジョッキーのJ.ヴェラスケス騎手が手綱を執るガナドラをを猛追し、激しい叩き合いを制して、勝利を掴んだ。勝ちタイムは1分44秒19。

レース後、木村騎手は「(この勝利は)すごいことです。この調子をキープしていきたい」とコメント。「チャンスがあればそれに応えたい。今日は重賞でチャンスがあったが、もっとこのような機会が巡ってきてほしい」と意気込みを語った。

 カーステンボッシュは、父はMidnight Lute、母Llandudno、母の父Belong to Meという血統の4歳牝馬。6戦無敗で引退したフライトライン(Flightline)を手がけた、アメリカのJ.サドラー厩舎所属である。前走のラブレアS(米G1)では、木村騎手とのコンビで3着に好走。通算成績は10戦3勝。

 木村騎手は1999年9月6日生まれの23歳。北海道浦河町出身。2018年にカナダの騎手免許を取得。2019年度は北米の年度代表表彰『エクリプス賞』の最優秀見習騎手賞を受賞した。2021年度、2022年度には日本人初となるカナダのリーディングジョッキーに輝いている。

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