1月18日(水)に船橋競馬場で行われる船橋記念(4歳上・SIII・ダ1000m)。幾度の条件変更を経て2006年からは船橋競馬の年始を飾る重賞として定着し、今年の短距離戦線を占う一戦となっている。
キモンルビーの鞍上を務める御神本訓史騎手は
2018年から昨年まで前人未到の5連覇中で、管理する川島正一師も3連覇中。連勝記録をさらに伸ばすことが出来るか注目したい。発走予定日時は18日(水)の20時05分。主な出走馬は以下の通り。
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キモンルビー(牝6、船橋・川島正一厩舎)
JRAでは未勝利に終わったが地方転入で才能が開花し、昨年の船橋記念まで12連勝を飾り一気に重賞タイトルを掴んだ。その後勝ち星からは遠ざかっているが、大きく崩れたのは1200mの2戦のみ。1000m以下の距離では変わらず安定感を見せている。鞍上の御神本訓史騎手は当競走を5連覇中。今年も人気上位が見込まれ、連勝記録を伸ばす可能性は大いにありそうだ。
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コパノフィーリング(牝6、船橋・新井清重厩舎)
JRAでは3勝を挙げてOP入りを果たし、一昨年の春に南関東へ移籍。転入初戦のA2特別戦を快勝すると、夏の大一番・習志野きらっとスプリントを制して地方競馬を代表するス
プリンターへと一気に名乗りを上げた。その後も全国を股にかけて活躍し重賞4勝の実績。
キモンルビーとは同世代かつ同馬主の間柄で、共に上位進出を狙う。
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ティアラフォーカス(牡4、大井・宗形竹見厩舎)
デビューから4戦はマイル戦であと一歩の競馬が続いていたが、1200m路線に転じると一気に4連勝を飾る。3歳短距離王決定戦の優駿スプリントでは大きく出遅れ8着に終わったが、1番人気に推された経験持つ世代屈指の快速馬。1000m戦の経験は無いが、1400m以下の距離では【5-2-0-1】と底を見せておらず、53kgと恵まれた斤量を活かせばタイトル獲得も夢ではない。
そのほかにも2021年のジャパンダートダービー馬の
キャッスルトップ(牡5、船橋・渋谷信博厩舎)、昨年の2着馬
カプリフレイバー(牡6、船橋・稲益貴弘厩舎)、
トライアルの
カムイユカラス
プリント3着馬
ブンロート(牡6、船橋・矢野義幸厩舎)などが出走予定。