米国の名騎手、サントスが引退

2007年07月31日 12:05

 現地時間30日、米国で数々の大レースを制したホセ・サントス騎手(46)が、サラトガ競馬場で騎手生活からの引退を発表した。

 同騎手は2月にアケダクト競馬場で騎乗した際落馬し、背骨5か所と肋骨を骨折。回復が困難なため、引退を決意したという。

 ホセ・サントス Jose Santos騎手は61年4月26日、チリ生まれ。14歳の時にチリ・イピコ競馬場でデビューし、84年から北米に拠点を移動。これまでに02年BCクラシック(ヴォルポニ Volponi)、03年ケンタッキーダービー(ファニーサイド Funny Cide)などの大レースを制し(BCは計7勝)、マニラ Manila(86年BCターフ)、チーフベアハート(97年BCターフ)、フライソーフリー Fly So Free(90年BCジュヴェナイル)、レモンドロップキッド Lemon Drop Kid(99年ベルモントS)などの名馬に騎乗した。

 23年間に渡る北米での成績は25928戦4083勝。チリでの騎乗を含めると4600勝以上を挙げ、88年にはエクリプス賞最優秀騎手賞を受賞。今年、米国競馬の殿堂入りも果たしていた。

 日本でも、ジャパンCやワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)、短期免許(98年)で度々来日。02年のWSJSでは2位に入っている。

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