デビュー戦を飾ったロードデルレイ(右)(カメラ・荒牧 徹)
1月29日の東京6R・3歳新馬(芝1800メートル=16頭立て)は2番人気の
ロードデルレイ(牡3歳、栗東・中内田充正厩舎、父
ロードカナロア)が外から一気の末脚を使って勝ち切った。勝ちタイムは1分48秒3(良)。
1番人気の
パールロード(2着、川田将雅騎手)が前をふさがれている間に、外から勢いよく駆け上がってきたのが
ロードデルレイだ。メンバー唯一の33秒台(33秒2)の脚を使って抜け出し、後続に4馬身差をつけた。「返し馬から雰囲気がすごくよくて、レースも折り合いがスムーズ。ラストの脚はかなりいいものがありました。これから楽しみな馬ですね」と坂井瑠星騎手。最後の伸び脚は今後に大きな期待を抱かせるものだった。