現地時間3日、昨年の欧州2歳牡馬チャンピオンに輝いたテオフィロ Teofilo(牡3、愛・J.ボルガー厩舎)が、現役を引退することがわかった。今後は種牡馬入りする予定だが、詳細は未定。
同馬は、父Galileo、母Speirbhean(その父デインヒル)という血統の愛国産馬。昨年7月のデビュー戦を制すと、続く準重賞のタイロスSも快勝。3戦目のフューチュリティS(愛G1)で後の英ダービー(英G1)2着馬イーグルマウンテン Eagle Mountain以下を抑えて重賞初制覇を果たした。さらにナショナルS(愛G1)、デューハーストS(英G1)を、いずれもホーリーローマンエンペラー Holy Roman Emperorを破って連勝。5戦無敗でカルティエ賞最優秀2歳牡馬に輝いた。しかし今年の始動戦となるはずだった英2000ギニー(英G1)を、レース直前に判明した腱の故障のため回避。その後、年内復帰に向けて調整が続けられていた。通算成績5戦5勝(重賞3勝)。